山文電気は、プラスチックフィルム・シートの厚さを計測する厚さ計専門メーカーです。30年以上の実績と経験で、フィルム・シートの高品質化、高機能化、省資源化に貢献しています。
この記事では、山文電気の非接触厚さ計、サポート体制、導入事例などを紹介します。
PP・PS・多層・フィルム・シートの厚さを非接触で計測できる装置です。レーザー式の基準ロール方式なので、シート製造中に全幅の計測ができます。操作が簡単で、免許や許可、検量線の作成も不要。専用モニタで厚さのトレンドグラフや最大値、最小値、平均値、標準偏差が表示され、シートの状態がすぐにわかります。
| 種類 | レーザー式/基準ロール方式 |
|---|---|
| 測定対象物 | PP・PS・多層・フィルム・シート |
| 測定範囲 | ~3 mm |
| 測定精度 | 公式HPに記載なし |
| 用途 | シート製造中に全幅計測 |
| 価格 | 公式HPに記載なし |
| 製品サイズ | 公式HPに記載なし |
未加硫ゴムや感光性樹脂板、軟質シートなどに最適な厚さ計測装置です。エアー式で基準ロール方式を採用しており、非接触でシート製造中に全幅の計測ができます。
専用モニタでシートの状態を表示するので、一目で製造中のシート状態がわかります。シートの厚さが基準設定値を超えると、監視機能によるアラームで通知します。
| 種類 | エアー式/基準ロール方式 |
|---|---|
| 測定対象物 | 未加硫ゴム、感光性樹脂版(フレキソ版)、軟質シートなど |
| 測定範囲 | 0.1~10 mm |
| 測定精度 | 1 μm |
| 用途 | シート製造中に全幅計測 |
| 価格 | 公式HPに記載なし |
| 製品サイズ | 公式HPに記載なし |
フィルムやシートをオフラインで厚さ計測できる卓上型の厚さ計測装置です。接触式を採用しており、挟み込み式でリニアゲージによって計測するため、巻きグセなどのある厚いシートでも計測できます。
また自動搬送で計測するため、計測データに個人差がでず研究開発にも最適です。レーダーチャートグラフでインフレーションフィルムの調整もできます。
| 種類 | 接触式/リニアゲージ/挟み込み方式 |
|---|---|
| 測定対象物 | フィルムー、シート |
| 測定範囲 | 0.03~3 mm |
| 測定精度 | 0.5 μm |
| 用途 | 品質管理、研究開発など |
| 価格 | 公式HPに記載なし |
| 製品サイズ | 公式HPに記載なし |
山文電気は、プラスチックフィルム・ソートの厚さ計開発を専門としており、製造ライン用や品質管理養など、さまざまな厚さ計を提供しています。計測方式も、レーザー式、X線式、静電気容量式など多様で、用途やニーズに合わせた機種が豊富にラインナップされています。
非接触厚さ計といっても、計測対象や求める精度によって適した方式は異なります。導入成果の最大化には、使用環境に合った製品選びが重要です。
このサイトでは、「連続生産されるシート材を安定して測定したい」「材質ごとの反射率に左右されず測定したい」「多層構造の膜厚を正確に評価したい」といった計測の対象と目的に応じて選べる非接触厚さ計3選を紹介しています。
特徴や対応方式を比較しながら、自社に合ったモデル選びのヒントとしてご活用ください。
山文電気では各種厚さ計を試せる展示ルームを完備しています。実際に確かめることができるため、導入にあたり機種の比較などをすることができます。
また機種によっては貸出ができるものもあります。
購入後は年1回の定期点検の実施を推奨しており、同社で対応しています。定期点検や故障の際には、オフライン厚さ計のみ、代替機としてデモ機を貸し出してもらえます。
フィルムの納入先の品質要求が厳しくなり、偏肉制度の向上と品質維持を検討していました。オンラインX線式厚さ計の導入により、製造工程中の幅方向の分布を計測できるようになりました。
また所轄の労働監督基準所へ厚さ計の設置申請が必要でしたが、山文電気が必要書類や記入例など、丁寧に教えてくれました。
| 会社名 | 株式会社山文電気 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府東大阪市新庄西2番13号 |
| 電話番号 | 06-6745-3048 |
| URL | https://www.yamabun-ele.co.jp/ |
非接触厚さ計は、計測対象となる材料や厚み・範囲、用途に合ったタイプを選ぶことが大切です。
ここでは、計測対象別に適した非接触厚さ計3製品を
紹介していきます。