テクノミュー

テクノミューは、非接触形状測定装置や各種試験・検査装置の開発・製造を手がける専門メーカーです。創立以来培ってきた通信、計測、制御技術を融合させ、ワークを傷つけない精密な測定ソリューションを提案しています。この記事では、市販のセンサーを活用してコストを抑えつつ高精度な計測を実現する非接触厚み測定装置「TTS2100」の特徴や、同社のサポート体制、会社情報について詳しく解説します。

テクノミュー 厚さ計 イメージ
引用元:テクノミュー公式HP
(http://www.technomu.co.jp/)

テクノミューの主な非接触厚さ計

TTS2100 非接触厚み測定装置

TTS2100 製品イメージ
引用元:テクノミュー公式HP
(http://www.technomu.co.jp/product/Info_atsumi.html)

TTS2100は、レーザーセンサーを用いた上下挟み込み方式を採用した自動非接触厚み測定装置です。測定対象物を上下から挟み込むように配置することで、ステージの可動部やワークの傾きといった外部要因の影響を排除し、極めて安定した高精度測定を可能にしています。

最大の強みは、市販されている各種レーザー変位センサーをそのまま組み込んで使用できる汎用設計にあります。組み合わせるセンサーの仕様を選択することで、通常の不透明な板材だけでなく、測定が難しいとされる透明体や鏡面体の厚み計測にも柔軟に対応可能です。非接触方式のため、レンズやフィルム、精密基板といった傷や変形が許されないデリケートな製品の検査ラインで高い威力を発揮します。

種類 非接触レーザー挟み込み方式
測定対象物 レンズ、フィルム、ガラス、各種板状製品、透明体、鏡面体など
測定方式 自動測定
特長 市販のレーザー変位センサーが使用可能、対象物を傷つけない
用途 インライン・量産工程での高精度厚み自動検査
価格 公式HPに記載なし(要問い合わせ)
テクノミューの
非接触厚さ計は市販センサーと
挟み込み方式でコストを抑える
高精度自動測定モデル

レーザーセンサーによる挟み込み方式により、可動部の影響を受けずにフィルムやレンズの厚みを非接触で安定して計測します。
市販のセンサーを利用できる柔軟な設計のため、透明体・鏡面体といった自社の対象物の性質に合わせて最適なシステムを最適なコストで構築でき、自動判定ラインへの組み込みもスムーズに行えます。

非接触厚さ計といっても、計測対象や求める精度によって適した方式は異なります。導入成果の最大化には、使用環境に合った製品選びが重要です。
このサイトでは、「連続生産されるシート材を安定して測定したい」「材質ごとの反射率に左右されず測定したい」「多層構造の膜厚を正確に評価したい」といった計測の対象と目的に応じて選べる非接触厚さ計3選を紹介しています。
特徴や対応方式を比較しながら、自社に合ったモデル選びのヒントとしてご活用ください。

テクノミューのサポート体制

テクノミューでは、創立以来培ってきた「ハードウェアとソフトウェアを高度に融合させる技術力」を活かしたサポート体制を構築しています。標準的なシステム提案に留まらず、ユーザーが測定したいワークのサイズ、形状、素材に合わせて、測定エリアやメカニズムのカスタマイズ設計・製造に対応できる点が大きな強みです。

インライン自動検査機としての判定基準値のプログラム登録や、運用に便利なPC用汎用測定ソフトウェアの提供など、現場への導入がスムーズに進むようソフトウェア面からのバックアップも実施しています。また、特注品やカスタム開発を得意とするメーカーだからこそ、導入前の細かな仕様検討から導入後の技術的な課題解決まで、きめ細やかな対応が期待できます。

テクノミューの非接触厚さ計(膜厚計)導入事例

テクノミューの公式サイト上では、具体的な導入企業名や詳細なデータを伴う事例インタビューなどは公表されていませんでした。しかし、製品の主な用途・特長として「光学レンズや透明フィルムの厚み検査」「ウェハのOK/NGの自動判定ラインへの組み込み」といった、ミクロン・ナノ単位の厳密な品質管理が求められる先端現場での豊富な想定実績が示されています。自社の測定対象物に適合するセンサーの選定や、実際の計測クオリティについては、直接問い合わせることで個別の評価や提案を受けることができます。

テクノミューの会社情報

会社名 株式会社テクノミュー
本社所在地 〒359-0021 埼玉県所沢市東所沢2-54-17
電話番号 04-2945-1483
URL http://www.technomu.co.jp/
【計測対象別】
非接触厚さ計3選

非接触厚さ計は、計測対象となる材料や厚み・範囲、用途に合ったタイプを選ぶことが大切です。
ここでは、計測対象別に適した非接触厚さ計3製品を
紹介していきます。

連続生産ラインの
薄物シート材なら
『SX-1100』
ナノグレイ
  • 放射線式

    X線やβ線を素材に照射し、透過した放射線量から厚さを算出。
    振動や素材の色に影響されず、安定した非接触測定が可能。

    【こんな用途におすすめ】

    材質が透明・半透明(フィルム、ガラス)、黒色・光沢のあるものを計測したい。
    高速搬送や振動がある連続ラインで、薄物シートのリアルタイム監視を行いたい。

    放射線式
放射線式
揺れ・素材に強い
汎用型モデル
  • 物質を透過し測定するX線式を採用しているため、黒色材、散乱体など素材を選ばず「透過測定」が可能
  • 高感度・高速応答の放射線検出方法「シンチレーション検出器」採用で、金属箔など薄物の搬送系での精度±0.1μmを実現
搬送で揺れのない
厚物シート材なら
『thicknessGAUGE C.LL』
Micro-EpsilonJapan
  • レーザー式

    上下のレーザー変位センサで表面距離を測定し、その差から厚さを算出。
    非接触でμm単位の高精度測定が可能。

    【こんな用途におすすめ】

    金属・薄いプラスチックで放射線を避けたい。
    静止または揺れの少ない搬送環境で正確に測りたい。

    レーザー式
レーザー式
剛体向け
高精度モデル
  • 揺れのない対象物に精度の高い計測ができる「三角測量方式」を採用し、システム
    精度±1/±5μmを実現
  • 金属・木材・プラスチックなど、一般的な工業材料に対応し、材質ごとの反射率の違いに左右されにくい安定した測定ができる
化学組成の異なる
多層フィルムなら
『赤外線極薄厚さ計IRMT01』
チノー
  • 赤外線式

    素材が特定波長の赤外線を吸収する性質を利用し、層ごとの厚みを測定。
    多層フィルムの非破壊・非接触測定に向いている。

    【こんな用途におすすめ】

    コーティング膜や電池電極など多層を見分けたい。
    極薄膜をリアルタイムでモニタリングしたい。

    赤外線式
赤外線式
薄膜対応の
層別測定特化モデル
  • 表面反射を除去して精度を高める「P偏光正反射方式」により、異なる化学組成の層を識別しやすい
  • 10µm以下の極薄膜に対応し、28msの高速更新周期でインライン厚み管理が可能。リアルタイムに変化を把握でき、工程調整や不良発生を抑制